アクアテラリウム水槽とは

アクアテラリウム水槽の説明
アクアテラリウム水槽の魅力を解説します

アクアテラリウム水槽をご存知でしょうか。

一般的にアクアリウム水槽は水中のなかで、熱帯魚や水草を楽しむものです。

それに対しアクアテラリウム水槽は、水中も楽しみながら陸地の植物や水の流れも楽しむといった、よりリアリティーの高い自然観あふれるアクアリウムとなります。

 

近年は、水槽用品やアクアリウムの知識もハイレベルとなってきており、陸地の植物や苔だけを楽しむアクアテラリウム水槽やパルダリウムと呼ばれる水槽演出が非常に人気が急上昇しています。

 

水槽レンタル、メンテナンスをサービスとするアクアレンタリウムでは、本格的な滝が流れるアクアテラリウム水槽の制作も可能です。

ここでは、アクアテラリウム水槽の魅力を存分に解説していきたいとおもいます。

アクアテラリウム水槽の作り方

アクアテラリウム水槽の制作準備の説明
小型水槽でも本格的なアクアテラリウム水槽が可能

実際にアクアテラリウム水槽の制作工程をご紹介していきます。

アクアテラリウム水槽の制作には、水槽機器選定が非常に重要です。

 

水槽の陸地を制作する際、陸地に流木や石、植物で山岳地帯を構成するために複雑になるため、水槽レイアウト完成後に水槽機器の調整をする場合にアクセスしにくくなってしまいます。

そこで、水槽レイアウト構成を今後の水槽管理を考えながら制作するのはもちろん、水槽機器も簡単に管理できるものを選定しなければなりません。

 

ここでは、小型の30センチ水槽でアクアテラリウム水槽を制作するので、簡単に設置できて滝も流せる、そして費用対効果が最も高い底面ろ過システムで制作いたします。

アクアテラリウム水槽底床作業

アクアテラリウム水槽に底床を敷く説明
アクアテラリウム水槽の底床は重要

アクアテラリウム水槽のろ過システムが決まったら、ろ過器をセットし底床を敷いていきます。

 

アクアリウムの世界では、砂や砂利、土を総称して底床と呼びます。

底床は、アクアテラリウム水槽を制作するなかで非常に重要で、陸地があるアクアテラリウム水槽はどうしても水槽内が暗くなりがちです。

水槽内を明るくしたいなら、明るい色の底砂を選定すべきですし、ジャングルの中をイメージするなら暗い色の底床を選定すると良いです。

アクアリウムの照明が全体的に照射される明るい水槽とは異なり、アクアテラリウム水槽は一見暗く見えますが、じつは自然観溢れる光のバランスが熱帯魚の持つ本来の美しさを見せてくれます。

アクアテラリウム水槽レイアウト制作: 土台編

ろ過システムを設置し底床を敷き終えたら、いよいよレイアウトに移ります。

ここでは、陸地に滝を流すことを考えて、滝の流れる道を考えながら土台を制作していきます。

 

流木や石を上手に置きながら水のイメージを考えることは技術と経験が必要です。

流木や石はどのようなものを選べば良いか判断が難しいとおもいますので、まずはできるだけ平らな流木や石を使いレイアウト構築していくと、水を上手に流しやすいのでアクアテラリウムの水槽レイアウトを制作しやすいはずです。

アクアテラリウム水槽の水の流れを確認する説明
注水して水の流れを入念に確認します

土台がある程度完成したら、水槽へ注水してろ過フィルターの電源を入れて水の流してみます。

水の流れが理想通りなのか、水槽外へ水が漏れていないかを入念に確認します。

ここで妥協してしまうと、後々水槽レイアウト修正が難しいため妥協せずに進めていきましょう。

 

水槽の外へ水が漏れていない程度の水跳ねについては、後々修正できることがほとんどです。

水が理想通り流れてない場合は、流木や石の角度を少し調整してみましょう。

少しの角度の変化で大きく好転することもあります。

アクアテラリウム水槽レイアウト制作: 植物植栽編

アクアテラリウム水槽の植物植栽の説明
苔や観葉植物を自然をイメージしながら植栽します

土台が完成したら、いよいよ陸地に植物を配植していきます。

ここでは、日本に生息するメダカを中心としたアクアテラリウム水槽とするため、日本の山苔を中心に植栽していきます。

 

苔の配植場所へ土を敷いても良いのですが、アクアレンタリウムでは今後の管理面を考えて、20年近く親交のある植物のスペシャリストが開発した人工植物生長マットを敷きます。

 

水も上手に吸い上げて常に湿度を保ちつつ、植物が固定されやすい非常におすすめなマットです。

まずは、苔を滝の周りにのせていき、苔の植栽が完了したら最後に観葉植物を植栽し完成です。

アクアテラリウム水槽完成

滝が流れるアクアテラリウム水槽の説明
滝が流れる渓流アクアテラリウム水槽

滝が流れるアクアテラリウム水槽完成です。

小型30センチでもこのように、お洒落な渓流アクアテラリウム水槽ができます。

 

苔や観葉植物が陸地に生えて、その中心に滝が流れるアクアテラリウム水槽。

目で楽しむのはもちろん、水の音も楽しむこともできます。

 

アクアレンタリウムでは、最大3メートル弱のアクアテラリウム水槽を管理していた経験がありますが、大型のアクアテラリウム水槽は非常に見応えもありまさに水族館です。

少し拘った空間演出をアクアリウム水槽でしたい、訪問した人の記憶に残るアクアリウム、スペースを作りたい方はアクアテラリウム水槽の導入は非常におすすめです。

 

お気軽に、アクアレンタリウムへご相談ください。

アクアテラリウムレンタル料金プラン

アクアレンタリウムのアクアテラリウムレンタル料金プラン
下記以外の水槽サイズもお見積り無料です
オリジナル水槽サイズ
 
月額レンタル料金
 

60センチ

(w60×d30×h36)

29,800円

90センチ

(w90×d45×h45)

42,800円

120センチ

(w120×d45×h45)

59,800円

150センチ

(w150×d45×h45)

67,800円

180センチ

(w180×d45×h60)

74,800円

180センチ以上

88,800円〜

パルダリウム水槽とは

アクアテラリウム水槽に非常に似ていますが、パルダリウム水槽は基本水辺が無くあくまで植物メインで水槽レイアウト構成をします。

自然本来の豊かさ、多様性、そして植物の美しさを最大限に引き出した新しいアクアリウムのジャンルです。

 

アクアレンタリウムでは、パルダリウム水槽にも力を入れておりパルダリウムを得意とするメーカー、そしてトップ有名アクアリストと情報交換をし、日々パルダリウム水槽のレイアウトから植物育成のコツを水槽に反映させております。

パルダリウム特有の、落ち葉を入れたり小石や流木の根を下ろすところまで、アクアレンタリウムでは細部に拘り徹底した水槽レイアウト技法を濃縮して制作しているため、国内外のアクアリストから沢山のいいねをSNS上でいただいております。

 

苔などの育成はもちろん、珍しい植物などの育成にも今後力を入れていきたいと考えております。