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20年前のマリンアクアリウム

わたしがアクアリウム業界で働きはじめたのは、20歳の頃です。

専門学校を卒業し、水槽レンタル・メンテナンスの会社へ勤めることになりました。

 

当時、水槽レンタル・メンテナンスの会社は関東には2,3社しかなく、水槽レンタルの会社というのはアクアリウム業界でも認知度の低いサービス業でした。

 

今とは異なり、グッピーなどの淡水熱帯魚が9割近くの顧客シェアを占めており、海水魚の管理方法や水槽の仕組みなどは、アクアリウムをプロとして活動していても、まだまだ浸透していませんでした。

 

しかし、わたしが務めて1,2年を経過した頃でした。

突如として、海水魚ブームがやってきます。

 

そうです。ファインディングニモの映画の影響です。

 

ニモでおなじみのカクレクマノミを飼育したいという需要が爆発的に増えて、熱帯魚専門店をはじめ、我々水槽レンタル会社も海水魚レンタルの問い合わせに追われるようになりました。

 

当時のエピソードを紹介します。

海水魚の仕入れ先に行けば、毎週カクレクマノミが何千匹も入荷してましたが、あっという間に売り切れてしまい、また翌週何千匹も入荷する。

そんな現状で、さすがに自然界からカクレクマノミがいなくなる可能性があると危惧した会社が、カクレクマノミのブリーディングを始めブリードカクレクマノミが広まっていきました。

わたしも、カクレクマノミのブームによる影響を説明をするため、夕方のニュースに出演し現状などを説明しました。

 

海水魚レンタルのお問合せをいただくことは大変嬉しいことでしたが、当時の会社、上司含め海水魚の飼い方を趣味程度の知識しかなかったため、海水魚水槽を設置したものの長期的に飼育管理ができないという知識不足を露呈した問題がいくつか発生していました。

 

10年程度、熱帯魚の水槽レンタルサービスをしていた会社でも、海水魚の飼育は全くの別物で大変難しいものでした。

 

それから時が経ち、今のわたしは海水魚を飼育できるようになりました。

それは、海水魚やサンゴを日本で広めた第一人者の1人と言われている方から、細かく指導を受けたお陰です。

 

その方は、数年前に海水魚業界から引退してしまいましたが、本当にとてもお世話になりました。

少しぶっきらぼうで厳しい方でしたが、内心はとても優しかった。

 

あれから20年近く経過し、今はネットで検索すれば数多くの水槽レンタル会社がヒットします。

 

でも、本当の飼育知識を持っている方、会社は少ないです。

そう簡単に知識や技術を身に付けることは難しいですから当然です。

一朝一夕でできるなら、誰でも簡単にできてしまい商売になりませんからね(笑)

 

元気な熱帯魚・海水魚が洗練されたレイアウト水槽で泳ぐ、本物の水槽レンタル・メンテナンスサービスを希望される方は、お気軽にご相談ください!