こんにちは!
今日は、海水魚水槽の白点病についてお伝えしていきたいとおもいます。
海水魚水槽を飼育管理していくなかで、白点病を経験し悩まれた方は多いのではないでしょうか。
はじめて白点病にかかると焦りからか、根拠のないオカルト的な情報に踊らされてしまうこともあるでしょう。
海水魚水槽をうまく管理できず悩んだ結果、水槽管理の正しい方法をお伝えしにご訪問するケースが増えてきています。
では、海水魚水槽の白点病を治すにはどのような方法が良いのか。
まず、最も大切なことは白点病の原因を考えることです。
白点病の原因は大きく下記3点。
1. 容量オーバーしていないか
2. 水温は終日一定か
3. 魚同士喧嘩していないか
はじめの容量オーバーについて。
過密飼育となっていないかを確認してください。
海水魚は伸び伸び泳がせてあげることが大切です。
60センチスタンダード水槽で、スズメダイサイズなら10匹までに抑えてあげると良いです。
同時に亜硝酸と硝酸塩を計測し、過剰に検出される場合はろ過設備の見直しや水換えをしましょう。
次に水温ですが、空調や床暖による影響や、水槽用ヒーターやクーラーの能力不足も疑いながらで水温変化が無いか確認しましょう。
1日を通して1度以上変化がある場合は修正しましょう。
海水魚は変温動物です。水温変化に敏感ですから注意しましょう。
最後に、魚同士の喧嘩です。
魚はストレスをとても受けやすいため、喧嘩で追い回されたりすると白点病にかかる可能性があります。
新しくお迎えした海水魚がすぐに弱る原因に、ストレスからくることは多いです。
そのため、喧嘩やいじめられている場合は一旦隔離して様子を見ましょう。
以上が白点病になった時に一番最初に見直すところです。
あとは、白点病は寄生したり魚体から離れたりを繰り返します。
魚体から離れた時に水換えをしたり、ウールマットの目をとても細かいものを使う、餌はなるべく1日複数回と頻繁に与え体力を付けさせましょう。
ただし、餌の海水が多いと水も汚れやすいです。
水換えやプロテインスキマーなどの機器を併用し対処することをおすすめします。
最後の、もしどうしても自信なかったり、プロのメンテナンス方法や機器選定の見直しをして欲しいなどあれば、お気軽にご相談ください。
弊社では、1回限りのスポットメンテナンス後も専用LINEにてアフターサポートもしていきます。
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