こんばんは!!
今日は、熱帯魚水槽レンタルの価格設定方法について、お話していきたいとおもいます。
熱帯魚水槽のレンタル業者は、今やいくつもの業者が存在しています。
しかし、肝心のレンタル費用の価格はマチマチなので、適正な金額が分からないお客様もいるのではないでしょうか。
結論として先にお伝えしておくと、水槽レンタル価格、または水槽メンテナンス価格が安いということは、絶対にお客様は費用対効果が薄いと感じ不満が溜まります。
なぜなら、社員の給与が安いため良い人材が集まらず水槽の質が低下するからです。
それだけでなく、会社の業務で水槽業者選定の担当者となられた場合、なぜそんな業者選んだと叱責を受けるかもしれません。
それでは困りますよね。
本日は、この謎を解き明かすべく解説していきたいとおもいます。
熱帯魚水槽のレンタル価格は、主に下記条件から決まります。
- 水槽仕様
- 契約期間
- メンテナンス回数
ここで一番価格差が出るのが、水槽仕様です。
そもそも、アクアリウム業界は問屋さんから水槽機材を購入するため、基本的に仕入れ価格、いわゆる原価はほぼ変わりません。
つまり、水槽資材の値段は変わらず水槽仕様のみで金額が変わるとお考えください。
水槽仕様については、正直価格を下げれば水槽の中身は寂しくなります。
例えば夏の暑さ対策として、水槽用冷却器を入れないでご契約をし設置・メンテナンスをすれば、暑さに弱い魚やサンゴ、水草は投入できませんし、無理して入れても衰弱します。
しかし、それでも価格重視で行くなら、水槽クーラーを省くため造花を使用したり24時間部屋の空調を入れていただくお願いをすことになります。
つぎに契約期間のお話です。
契約期間は、長ければ長いほどお安くなります。
しかし、長期間綺麗に維持することは経験豊富なスタッフでなければできません。
メンテナンス回数とも関わりますが、メンテナンス回数を減らし長期契約を結べば確かに安くできるでしょう。
しかし、格安を謳う業者はメンテナンス担当者の給与も安いため人の入れ替わりが激しくメンテナンス担当者がコロコロ変わってしまいます。
そのなかで、果たして長期的に綺麗に保つことができるのかと言ったら答えはNOです。
格安業者での対応に悩みご相談を受けて、切り替えていただいたお客様も今現在も何件も弊社で抱えております。
本文でもお伝えした通り、原価が変わらないなら値段に差を付けるとしたらどこかにしわ寄せが行き、誰かが不幸になります。
お客様の水槽にプラスアルファでサービスするにも、利益が無ければ、または薄利ならそんな余裕がありません。
会社を維持してスタッフが安心して勤めて生活できる、そしてお客様からは費用対効果が高いからこの金額なら納得だよと言っていただける水槽提案と接客サービス、水槽品質をこれからも続けていきたいとおもいます。
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