【事例紹介】大阪・関西万博「EARTH MART」に、円柱型海水オーバーフロー水槽を設置しました


2025年大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「EARTH MART(アースマート)」において、直径60cmの円柱型海水オーバーフロー水槽を2台設置いたしました。
水槽内には食べられる身の部分を増やして、捨てる部分を減らすマダイ、気候変動に強いヒラメを展示しております。
近年、こうした養殖技術は食の安全性や衛生面への配慮が評価されており、持続可能な水産資源のひとつとして注目を集めています。
真鯛が泳ぐ姿を通じて、未来の食のあり方について考えるきっかけとなる展示となっています。
円柱型の水槽は、曲面を活かした独特の奥行きと立体感が特長で、正面からの観賞でも魚の動きが立体的に伝わる構造となっています。
真鯛の自然な泳ぎや美しい体色が引き立つよう、照明や設置位置にも配慮されており、展示空間全体との調和を意識した水景に仕上がっています。
なお、本展示における水槽の設置作業および展示期間中の維持管理までを、弊社が一貫して担当しております。
このような意義あるプロジェクトに携わる機会をいただけましたことを、心より光栄に感じております。
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