【海水魚飼育の教科書】マリンアクアリウムのはじめ方


カクレクマノミの写真です
ファインディングニモでおなじみのカクレクマノミ

カクレクマノミを筆頭とした青い南国の海のイメージとなる憧れの海水魚飼育は、アクアリウムのなかでも難しいと思われる方が多いかとおもいますが、正しい知識を持って水槽システムを構築、設置をし管理することができれば、海水魚飼育の難しいとされる部分をクリアすることができ、満足のいく美しいマリンアクアリウムの世界を堪能することができます。

 

現在のマリンアクアリウムの世界は、アクアリウムメーカーの技術革新により海水魚飼育セットや各飼育設備が充実しており、SNSを見ても多くの一般ユーザーが自宅で美しいマリンアクアリウムを楽しむ投稿も見ることができるようになりました。

コツさせ掴めば美しい海水魚やサンゴ、そしてイソギンチャクを飼育することができるようになり、飼育がうまくできるようになることで、近年ではインターネットで海水魚飼育情報も得ることができるようになりました。

 

ここでは、水槽管理のプロが自信を持っておすすめする実際に仕事で愛用している商品を中心に、これさえあれば海水魚飼育がうまくいきやすい商品、そして知識を、これから海水魚飼育を始める方、または海水魚飼育を管理しているけどなかなかうまくいかないという方へ向けて、徹底解説していきます。

 

マリンアクアリウムに興味のある方、ぜひご覧ください。


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マリンアクアリウム用水槽を選ぶポイント


海水魚水槽を選ぶポイントを解説しています
海水魚飼育は正しい知識を持ち実行しましょう

海水魚飼育をはじめるときに、真っ先に考えること。

それは、水槽サイズやシステムをどれにしようか迷われることでしょう。

 

マリンアクアリウムをやる上で確実におすすめできる水槽サイズとシステムは、横幅が90センチ以上ある水槽で、ろ過能力の高いオーバーフローシステムです。

その理由として、水槽サイズが大きければ大きいほどじつは水質や水温の変化が少なく管理は簡単、ろ過フィルターの面積が広く大きいオーバーフローシステムを導入することで、過材を豊富に確保できること、プロテインスキマーや殺菌灯などの水槽機材を組み込みやすいこと、日々の水槽管理でろ過材を洗うことなく年単位で管理することもできるため、初心者にも簡単&安心なシステムだからです。

 

また、求める水槽レベルによっては、プロテインスキマーやカルシウムリアクターなどのマリンアクアリウム特有の水槽機材を設置したいと検討した際に、オーバーフローシステムの様にろ過槽へ設置できない場合は、機材が限定されてしまうことや、機材が丸見えとなることでインテリアとしても見た目がマイナスイメージとなります。

 

オーバーフローシステムは特殊な塩ビ管と呼ばれる水道管を使用し組み上げるため、専門的な配管作業が必要です。

マリンアクアリウム初心者がいきなりやろうとして失敗してしまうと思わぬ水漏れトラブルに繋がることもあります。

そんな時こそ、アクアレンタリウムお声がけいただければ、現調から販売、設置、水槽管理まで全国へ出張し一括サポートいたします。

 

海水魚飼育やサンゴ飼育のマリンアクアリウムを希望する方は、お気軽にご相談くださいませ。

マリンアクアクアリウムの水槽台を選ぶポイント


海水魚用水槽台の説明記事
水槽台は専用水槽台ヘ設置しましょう

熱帯魚水槽同様、マリンアクアリウムでも必ず水槽サイズや重さに合わせた水槽メーカー推奨台を使いましょう。

 

よくあるケースとして、水槽台ではなく下駄箱の上や簡易ラックの上に置く水槽事例を目にしますがとても危険です。

水槽の重みで扉の開閉に支障がでてしまったり、水槽重量がしっかり分散できていないことで水槽の破損トラブルへつながります。

購入した翌日に水槽が破損してもメーカー推奨台を使用していない場合は、水槽メーカーの保証範囲外となりますので注意しましょう。

 

外部ろ過器や水槽用クーラーを水槽台内に収納する際は、水槽機材のスペースを確保することはもちろん、水槽用クーラーの換気を考慮し設置しましょう。

 

最近では、アクアリウム水槽をインテリアの一環として水槽機材をできるだけ水槽台の中へ収納する方が増えてきております。

水槽用クーラーは吸気と排気をしっかり設けて水槽台内を換気しなければ、クーラーから排熱される熱風がこもってしまい、すぐにクーラーが故障してしまいます。

 

上記理由から、水槽用クーラーメーカーは水槽台の中へクーラーを収納することに否定的です。

弊社でも数々の場所へ水槽台の中にクーラーを導入してきましたが、やはり水槽台の外に出しているクーラーは壊れにくいと実感しておりますが、思考錯誤を繰り返し、今では水槽台の中にクーラーを導入してもしっかり換気できる水槽台の特殊加工方法を身につけております。

マリンアクアリウムのシステムを選ぶポイント


海水魚ろ過システムの解説です
海水魚水槽のろ過システムは余裕のあるスペックで管理しましょう

ここまでの説明で、マリンアクアリウムにはオーバーフローシステムが向いているということは、なんとなくご理解いただけたいのではないでしょうか。

では、オーバーフローシステムは実際にどんなシステムなのか、はじめてマリンアクアリウムにチャレンジする方にも分かりやすいように、掘り下げて解説していきます。

 

また、オーバーフローシステムはやはり敷居が高いと感じる方に向けて、外部ろ過フィルターや外掛け式フィルターでマリンアクアリウムをやる上でのシステムについても解説いたします。

オーバーフローろ過システム

オーバーフローろ過システムの説明
専門知識が必要なオーバーフローシステム

マリンアクアリウムを楽しむ上で、最もおすすめなオーバーフローシステム。

ろ過面積が広く水質浄化能力が高いこと、水槽機材を足すなどオリジナル設計がしやすい。

入門種で人気の海水魚であるカクレクマノミだけでなく、あらゆる海水魚を飼育することにベストな設計です。

 

海水魚だけでなく、サンゴやイソギンチャクを飼育する上でもオーバーフローシステムは優秀です。

カルシウムリアクターやプロテインスキマーなど、無脊椎動物を育成する上で重要なマリンアクアリウム用機材を、豊富な種類から選び水槽台の中に収納することができるのも大きなポイントです。

 

最近では、レッドシー社のREEFERシリーズのようにオールインワンで配管も専用の接着剤などを使わず、誰でもねじ込むだけでセットできるマリンアクアリウム用水槽セットも登場し、オーバーフローシステムの導入敷居も下がりつつあり良い傾向です。

外部ろ過フィルター

海水魚飼育で外部ろ過フィルターを使用する場合の説明
外部フィルターはワンランク上の商品をチョイス

オーバーフローシステムになかなか手が出せないけどマリンアクアリウムを楽しみたいという方には、外部ろ過フィルターを使用したろ過システムがおすすめです。

オーバーフローシステムには劣りますが、外部ろ過システムはろ過能力も優秀です。

 

外部ろ過フィルターシステム最大の特徴は、オーバーフローシステムより静音性が優れている点です。

オーバーフローシステムは、水槽からろ過槽へ水が落水する際に落水音が響いたり、水槽循環ポンプの音が出ることもあり、設置環境や設置方法によっては音が気になることもありますが、外部フィルターは非常に静かで音は気になりません。

 

オーバーフローシステム同様、簡単に水槽クーラーや殺菌灯などの機材と接続できることもポイントです。

ただ、水槽内の溶存酸素量が低下し酸欠や油膜が発生しやすいといったデメリットがありますので、外部フィルターでマリンアクアリウムを運用する場合は、エアレーションかプロテインスキマーを設置するようにしましょう。

外掛け式プロテインスキマー

マリンアクアリウム用のプロテインスキマーの説明
ゼンスイ社の外掛けプロテインスキマーQQ3は優秀です

淡水用の外掛け式フィルターのマリンアクアリウム版、プロテインスキマーの働きを主とする外掛け式プロテインスキマーを使えば、海水魚やサンゴを飼育することができます。

 

サンゴを中心に育成するなら、この外掛け式プロテインスキマーがあれば十分飼育が可能ですが、外部フィルターを併用することをおすすめします。

サンゴを育成する上で水槽用クーラーは必須ですが、外掛け式プロテインスキマーでは水槽用クーラーを接続することができません。

そこで、外部フィルターを導入しクーラーと接続することが最も簡単です。

 

海水魚を十分に育成する上で、外掛け式プロテインスキマーだけですと心もとないです。

外部フィルターにしっかりろ過材を詰めて運用していくことをおすすめします。


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マリンアクアリウムの照明を選ぶポイント


海水魚用水槽照明選定方法の解説
照明の色合いで見た目が大きく変わります

海水魚でもサンゴでも、照明で水槽を明るく照らすことは生体の健康をキープする上でも非常に重要です。

照明点灯時間の目安ですが、1810時間程度点灯させましょう。

 

マリンアクアリウムの照明選びのポイントですが、水槽で何を飼育するかで選定方法が変わります。

蛍光色の美しいサンゴを育成し綺麗に鑑賞したい場合は、フルスペクトルと呼ばれる高性能な波長を意識してサンゴを美しく育てやすい照明か、大手海水魚メーカーレッドシーから販売されているブルー色の強いリーフLEDなどがおすすめです。

 

予算的をできるだけ抑えたい、海水魚飼育が中心で、LPSやソフトコーラルのような比較的簡単なサンゴを育てていきたい場合は、ゼンスイ社のシャイニングブルーで十分美しいサンゴ水槽を育成、鑑賞することができます。

海水魚用水槽クーラーを選ぶポイント


海水魚飼育に水槽クーラーが必要な理由を説明
海水魚飼育に水槽クーラーは必須です

昨今の夏場の暑さを乗り越えてマリンアクアリウムを楽しむ上で、今や必須となっている水槽用クーラー。

 

予算が許すなら水槽用クーラーを導入することを強くおすすめします。

イソギンチャクやサンゴは28度以上の高水温となれば、共生している褐虫藻が排出されてしまい弱ってしまうため、無脊椎動物を飼育する上では、ぜひ水槽用クーラーを導入しましょう。

 

水槽用クーラーも様々なメーカーから販売されていますが、弊社のおすすめはゼンスイ株式会社の水槽用クーラーです。

理由は、アフターフォローサービスが非常に良くその上価格もリーズナブルです。

ゼンスイ株式会社様のHPにクーラー選定計算式がありますので、それを利用して必要なクーラーをお探しください。

 

 

ゼンスイHP計算式サイトはこちら】

プロテインスキマーを選ぶポイント


プロテインスキマーを選ぶポイントを説明

マリンアクアリウムを楽しむ上で、プロテインスキマーの存在を知っておくことは重要です。

できれば、プロテインスキマーはマリンアクアリウムをやる上で導入すべき最高の機材です。

プロテインスキマーのメリットは、下記の通りです。

  • 水の汚れを泡の力で濾し取り透明度を上げる
  • 溶存酸素量を高める
  • 水質の向上

海水には様々な物質が含まれていますが、キメ細かい微細な泡により不純物や細菌を濾し取ります。

通常ろ過システムでは、魚の排泄物や食べ残しをバクテリアの力で、アンモニアから亜硝酸そして硝酸塩へと分解しますが、プロテインスキマーは、バクテリアが分解する前に除去することができます。

 

硝酸塩はミドリイシなどの水質に敏感なサンゴは成長阻害や白化などのダメージを受けてしまうことがありますので、ミドリイシなどのSPSには必須、海水魚やその他LPSやイソギンチャク、ソフトコーラル飼育には設置を推奨します。

 

最近では優秀なプロテインスキマーが数多く出てきてますが、はじめてプロテインスキマーを導入する方は、取り回しがしやすく清掃が簡単なH&Sのプロテインスキマーがおすすめです。

マリンアクアリウム飼育管理用品


マリンアクアリウムにおすすめの飼育管理用品

マリンアクアリウムを楽しむ上で、最低限必要な飼育管理用品をご紹介します。

水槽レンタル、管理をサービス展開しているアクアレンタリウムが実際に使用している商品です。

ぜひ、参考にしてみてください。

マリンアクアリウムの底砂

マリンアクアリウムのサンゴ砂を説明

マリンアクアリウムで最もおすすめな底床は、カリブシーから出ているアラゴナイトサンドです。

完全なパウダーと呼ばれる目の細かい砂より、ワンランク、ツーランク粒の大きいサンゴ砂をおすすめします。

目の細かいパウダー状のサンゴ砂は、海水魚が水槽内で激しく動き舞ってしまうと白点病を発症させてしまうリスクが伴いますので、おすすめしません。

 

カリブシーのアラゴナイトサンドには色々な種類がありますが、バクテリアが付いたサンゴ砂がおすすめです。

 

なお、景観をあまり気にしない、とにかく生体やサンゴの病気発症リスクを抑えたい方には、砂を敷かないベアタンクがとてもおすすめです。清掃も楽ですし、病気の発症リスクを減らすことができるメリットは非常に大きい点です。

アクアレンタリウムでは、海水魚のストック管理水槽はベアタンクを採用しております。

マリンアクアリウムのろ過材

マリンアクアリウムのサンゴ濾過材を説明

ろ過材は、安価で目詰まりの少ない粗め粒のサンゴ砂がおすすめです。

サンゴろ過材の特徴として、pHを海水魚やサンゴが好むアルカリ性に保ちやすい特徴を持っています。

 

酸性化しやすい水槽管理の中で、アルカリ性に戻してくれるサンゴろ過材は重宝できます。

魔法の岩: ライブロック

ライブロックを説明

マリンアクアリウムの世界では、水槽レイアウトに使用するレイアウト素材に魔法の岩と呼ばれるライブロックを使います。

ライブロックとは、その名の通り生きた岩です。

 

自然界で死んでしまったサンゴに長い年月をかけてゴカイなどの微生物が住み着き、微細な穴を無数に開けます。

その穴の中に新鮮な海水が出たり入ったりすることで、バクテリアが増殖しまさに水を綺麗にする生きた岩が誕生するのです。

水槽へライブロックを導入することで、水槽内にバクテリアを定着させやすく素早い立ち上げ効果を発揮します。

 

ただし、新鮮なライブロックで無いと微細な穴に死んでしまった微生物がいることで水質が悪化してしまうこともあるので注意が必要です。

ライブロックを購入する際は、マリンアクアリウム専門店で購入することをおすすめします。

 

最近では、ライブロックの入手が困難になってきていることもあり、擬岩を使うこともあります。

擬岩を使う場合、商品の質は安定していますがバクテリアが付着していないため、バクテリアが付着したライブサンドを使うか、バクテリア剤を使うようにしましょう。

マリンアクアリウムの人工海水

海水魚用の人工海水を説明

おすすめはナプコリミテッド社のインスタントオーシャンです。

製品の品質も安定していますし、数ある人工海水のなかでも金額も安価で入手しやすい人工海水です。

 

海水魚中心のマリンアクアリウムや、LPSやソフトコーラルを中心としてマリンアクアリウムに非常におすすめです。

ミドリイシなどのSPSを育成する場合は、インスタントオーシャンに添加剤を加えて管理すると良いでしょう。

※私はインスタントオーシャン+ライブシーのKHバッファー剤を使用しています。

 

なお、添加剤投与へ苦手意識をお持ちの方、難しそうと思われる方は、カルシウムリアクターを設置するか、インスタントオーシャンのハイグレード版である、リーフクリスタルを使うのも有効です。

ただし、リーフクリスタルは栄養価が全体的に高いのでサンゴが吸収できないとコケに変わってしまう所は要注意です。

マリンアクアリウムの水換え道具

マリンアクアリウムの水換え道具を説明

マリンアクアリウムは、金魚やメダカを水換えするのと水換え道具に加えて塩分を計測する比重計が必要です。

比重計は後ほど徹底的に解説しますが、水換えに使うバケツはイノマタ工業のなるほどバケツがおすすめ。

水を排水する水抜き道具は、淡水でおなじみのプロホースやホースクリーナーがあれば、基本の水換え作業は一通りすることができます。

 

【徹底解説】マリンアクアリウムの塩分濃度


海水魚水槽やサンゴ水槽を管理する上で、比重を正しく管理し続けることはマストです。

はじめてでもベテランの方でも、海水魚やサンゴ飼育をする上では、簡易比重計ではなくアタゴ社のデジタル比重計をおすすめします。

 

簡易比重計でも定期的に交換すればマリンアクアリウムを管理することができますが、いつ壊れるか心配しながらマリンアクアリウムをするより、導入コストはかかりますがはじめからデジタル比重計の使用をおすすめします。

 

海水水槽の基本である比重について、比重を守るなんて初歩的な話でしょとおもわれがちですが、比重を適正値で管理し続けることは意外にも難しいものです。

ハイレベルのサンゴや魚を管理しているベテランアクアリストで、サンゴの調子が今一つで悩み原因がまったく分からないといったケースを探ると、じつは比重が狂っていたというのは珍しい話ではありません。

 

マリンアクアリウムの比重とは

マリンアクアリウムの塩分濃度について

比重と塩分濃度は同じと認識されている方もいるかと思いますが、正確に言えば比重と塩分濃度は異なるものです。

 

海水水槽における比重とは、水槽の水に溶け込んでいる成分量を指します。

カルシウムやマグネシウム、ストロンチウムなどの塩分以外のすべて成分が含まれるのです。

 

 

つまり、比重が低いということは、カルシウムやマグネシウムなどの成分も低いことになり、魚やサンゴが調子を崩すこととなります。

 

また、比重は水温によって変化するのをご存じでしょうか。水温が低いと比重は高くなり、水温が高くなるにつれ比重は下がります。

この理屈を頭の片隅で覚えておき、水換えをする場合は水換えする水槽と同じ水温で人工海水を溶かして作るようにしましょう。

マリンアクアリウムの塩分濃度とは

マリンアクアリウムの塩分濃度

塩分濃度は1キロの水にどのくらい塩が溶け込んでいるかを、パーミル(‰)という値で表します。

天然海水の塩分濃度は、約30~35‰と言われています。

これを人工海水に換算すると、1ℓに対し30~35gの塩を融解させれば理論上自然界と同じ塩分濃度ができるということになります。

海水魚飼育に最適な比重とは

海水魚水槽に最適な比重を解説

海水魚を中心として飼育する場合、比重は1,022~1,023程度を目安で構いません。

比重を平均値のなかでもやや下げ気味にすることで、水槽内の溶存酸素量が上がり好気性バクテリアも活性化します。

 

経験上、比重を1.022以下まで落としてしまうと海水魚の体色が薄くなったり、エビやギンポ類は衰弱しやすく、高くなりすぎるのも要注意で、1,027以上となると餌を食べても痩せるなどと言った症状が顕著にでるため要注意です。

 

低比重治療といって、比重を下げて白点病を治療する方法も民間療法でありますが、あまりおすすめしません。

低比重治療で白点治療をしても期待している効果はあまり得られないと感じています。

サンゴ水槽に最適な比重とは

サンゴ水槽に最適な比重を説明

サンゴは、1,025~1,026がベスト比重です。

筆者の経験上、海水魚やサンゴが健全に成長できる比重範囲で一番高い値が1,026となります。

 

比重が高いとカルシウムなどのサンゴが育成に必要な成分が多くなるため、できるだけ高く維持するべきだと考えています。

一説には、サンゴが健全に育っている自然界の比重は1.027程度あるそうですが、飼育下では水槽の水が蒸発し塩分だけ水槽に残り簡単に比重が高くなることから、水槽内で1,027をキープし続けるのは難しいです。

 

このことから、1,025~1,026をキープすることが成功の肝と言えるでしょう。

RO水で人工海水を溶かす

マリンアクアリウム用の浄水器を説明

予算が許すならRO水を使うことを推奨しますが、水道水でも管理できるというのが結論です。

一般的に水道水はリン酸やケイ酸などのコケの素が含まれており、ミドリイシなどの水質に敏感なサンゴを管理する場合はRO水を使用することが推奨されていますし、一部の人工海水ではRO水専用に人工海水の濃度を設定している商品もあります。

 

RO水を使えばサンゴが必要な栄養を吸収しやすくなるといったメリットがあるため、サンゴを本格的に育成したい方は、導入を推奨します。

もしかしたら、日本の水道水レベルは非常に高く地域によってはほとんど検出されない場所もあるでしょう。

水換えに使用する、水道のリン酸塩やケイ酸の値を確認し検出されなければ、水道水を上手に活用しましょう。

マリンアクアリウムのまとめ

海水水槽の比重と塩分濃度の説明まとめ

はじめて海水魚水槽管理を楽しみたいと検討されている方から、今まさに海水魚水槽管理で悩んでいる方へ向けて、マリンアクアリウムの解説をさせていただきました。

 

海水魚水槽やサンゴ水槽に興味はあるけど、まだ1歩が踏み出せない方はアクアレンタリウムへご相談ください。

水槽の販売、設置だけでなく、定期定期な管理からスポットでの水槽清掃、機材点検からリセット作業まで、マリンアクアリウムに関するすべての業務を承っております。

 

どこの海水魚、サンゴ専門店に行っても解消されなかった悩みが、アクアレンタリウムが対応することであっという間に払拭されるかもしれません。お気軽にご相談くださいませ。

それでは、楽しいマリンアクアライフをお過ごしください。


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