自宅やオフィスにおしゃれなアクアリウムを設置したい。
ネット検索やSNS検索で水槽を調べると、さまざまなアクアリウムを見つけることができます。
大型の水槽から小型のボトルアクアリウムまで、その人の個性が入ったおしゃれなアクアリウムは、これからアクアリウムを楽しみたいと考える方にとって十分な魅力を感じることができるはずです。
とは言え、きれいだなと思うどのようにすれば再現できるのか、何を用意すれば良いのかイメージがつかないという方もいらっしゃると思います。
実際に、水槽を設置してから管理もするアクアリウムという趣味は、長期に渡り上手に付き合っていく必要があります。
そこでここでは、おしゃれなアクアリウムを楽しみたいといった方へ向けて、水槽の上手な選び方や水槽デザインの作り方を中心に解説いたします。
熱帯魚の水槽レンタルやリースを手がけるアクアレンタリウムが、全国のオフィスやクリニック、ご自宅に設置しているアクアリウムを抜粋してご紹介いたします。
お客様の希望やご要望を含めたおしゃれなアクアリウムは、何年にも渡りその空間を彩り多くの人々を惹きつけます。
こちらで紹介するアクアリウムの特徴として、おしゃれに見えやすい水槽作りを心がけています。
例えば、照明の置き方、色合い、流木や石の配置による水槽レイアウトデザインなど、一見分からないプロならではのテクニックが凝縮されています。
ここからは、おしゃれに見せるアクアリウムの技を紹介いたします。
水槽サイズでおしゃれに見えるように決めるコツがあります。
それは、水槽の設置場所に対しておしゃれに見えるよう考え、時には特注で製作してサイズをミリ単位で設定することもあります。
代表的な例として、壁の中に埋め込むアクアリウムがあります。
住宅の設計段階から弊社も同席させていただき、例えばリビングに置く場合は、ソファーから眺めた時に最も美しく見える高さへ水槽が置けるようにサイズを決めたりします。
壁の中に埋め込むことで、見た目もスマートとなり、人が歩く動線や空間を邪魔することなくアクアリウムを楽しむことができます。
また、その他の事例として、一般的な市販水槽規格のなかでも、水槽の奥行きが狭いスリムタイプを選んだり、水槽に高さが高いハイタイプ水槽を選ぶことで、普通とは違う、こだわりのあるおしゃれなアクアリウムイメージを設定することできます。
スリムタイプの水槽は、スペースが取れない場所でもスタイリッシュに見えやすいこと、高さのある水槽は横幅と奥行きが仮に狭くてもインパクトが強いため水槽の存在感を強調することができます。
このように、水槽サイズだけでも視覚的に大きな効果が期待できますので、水槽を選ぶ際は横幅だけではなく、奥行きと高さもこだわって選ぶようにしましょう。
水槽台は選び方1つで一気に水槽の雰囲気を変えてしまうので、じっくり吟味して選ぶようにしましょう。
本記事をご覧いただいている方のなかには、今お持ちの台や玄関の下駄箱の上などに置いてみようかな検討されるかもしれません。
ただ、ここが非常に危険で、水槽は水槽専用台に置くことがメーカーも指示しております。
正しく水槽が設置できていなければ、水槽の破損トラブルの原因にも繋がりますので、必ず水槽専用台へ設置しましょう。
さて、ではおしゃれに見える水槽台に付いて具体的に解説します。
おしゃれに見える水槽台の大きな特徴として、水槽台の高さが挙げられます。
多くのアクアリウムメーカーから販売している水槽台は、高さが600mm〜750mm程度が一般的ですが、おしゃれに見えるという点を強調するなら、高さが800mm以上あると経験上一気にインテリア性が向上するものです。
また、以上の点を加味して水槽台を選ぶと該当サイズがなかなか見つからないかもしれません。
そこで、オリジナル水槽台を特注製作することで、水槽台の高さはもちろん、水槽台の色まで細かく設定することができます。
本記事の冒頭でも、さまざまなアクアリウムをギャラリー写真形式で紹介しましたが、水槽だけではなくそれを支える水槽台へも入念な設定をしているからこそ、より美しいアクアリウムを設置することができております。
おしゃれな水槽を目指す上では、照明選びは非常に重要です。
最もおしゃれに見える照明は、天井から吊り下げる方式です。
水槽上部に目立つものがなくなり開放的になるため、とてもおしゃれに見えますし、水上植物などを用いて水槽上部にも緑を増やしても面白いものです。
最近では、さまざまなスポット型照明が登場したことで、インスタグラムで水槽検索すれば、水槽上部が開放されたおしゃれなアクアリウムを見つけることができます。
おしゃれなアクアリウムを目指す場合は、水槽上部を開放することができるアクアリウムを1つ参考にして、選定するようにしましょう。
吊り下げ式照明の設定が難しい方がは、水槽上部に帽子、いわゆるキャノピーという商品を被せるのも有効です。
キャノピーを被せることで、水槽上部の不要なものを全て隠すことでスタイリュシュなおしゃれなアクアリウムを演出することができます。
ただ注意点として、キャノピーは市販していないため特注製作となること、あまりにキャノピーの高さを高くすると頭でっかちである印象が出てしまうので、120センチ水槽までなら、最大でも高さは150mm程度で留めることをおすすめします。
水槽台と同じまたは、同等の色彩や模様にすることもできますし、その空間に合わせて色合いを調整することもできるため、満足度の高い商品となるでしょう。
以上5点がとくに重要なので、必ず事前に確認をしましょう。
また、コンセントが近くにある、水道が近くにあることを踏まえて設置場所を考えるのも良いでしょう。
もし離れている場合は、コンセントは延長コードで対応、水道は長いホースを使って直接給排水をすることもできますが、水道水を直接給水する場合は、浄水器や水温調整して注ぐ必要があります。注意しましょう。
水槽のレイアウトを考える上で非常に重要な4つの点があります。
1つ目は、水槽内で奥行き感を演出することです。
奥行きを作る技の代表的な事例として、水槽の底に敷く砂や砂利、土などの底床にあります。
水槽前面を薄くし、後方に向かった傾斜をつけて高さを上げていくといった技法は、水槽レイアウトデザインの最もポピュラーな方法です。
これをするだけでいきなりプロっぽい水槽デザインとなるため、底床の敷き方には工夫するようにしましょう。
2つ目は、水槽内で高低差を設けるということです。
奥行きにも似たようなところはありますが、例えば水槽レイアウトには凹型構図、三角構図、凸型構図と呼ばれるレイアウト技法があり、いずれも高い部分と低い部分を強調させることで、メリハリにある美しい水槽レイアウトデザインを作り出すことができます。
なお、水草では大きく、前景草、中景草、後景草があります。
生長する水草の背丈によって配植場所を変えることで、メリハリのある水槽レイアウトを作ることができますので、水草を植栽する場合は、生長する未来の姿をイメージして植栽するようにしましょう。
3つ目は、熱帯魚たちの隠れ家を作ることです。
海外では、3Sと呼ばれる動物の飼育条件があり、シェルターを設けるというのがあります。
シェルター、つまりお魚の隠れ家を設けるという点から、流木や石などのレイアウト素材を使用し、お魚たちの体が完全に隠れる場所を作るようにしましょう。
4つ目は、鑑賞魚たちの遊泳スペースを設けること。
水槽のレイアウトデザインばかりにこだわり、鑑賞魚たちが気持ちよく泳げる遊泳スペースを消してしまうのは良くありません。
観賞魚たちが気持ちよく泳ぎ回るスペースがあるからこそ、美しい発色をし水槽を華やかに演出してくれます。
アクアリウムメーカーのADA社を創業された、故天野尚さんが「魚が自然のなかに居ると錯覚するような水槽」というお考えがあったように、観賞魚が気持ちよく暮らすことのできる水槽デザインこそ、最高の水槽デザインであると言えるでしょう。
今では、インスタグラムなどのSNSでアクアリウムと検索すれば、おしゃれなアクアリウムへすぐにアクセスすることができますし、aquariumuと検索すれば、世界中のアクアリウムを見て参考にすることも可能です。
それでもよく分からない、不安だという方は、一度弊社へご相談ください。
直近実績である2023年は、132件の水槽設置や管理を新規でご依頼いただいており、最先端のアクアリウムトレンドも把握しお客様の水槽へしっかりと反映しております。
リアルタイムで最も人気のあるLED照明などの水槽機材から、熱帯魚や水草、サンゴの最新入荷情報も常にチェックしているため、あらゆるお客様のニーズへ対応いたします。
弊社の洗練された美しい水槽があることで、お客様のビジネスやプライベートにおいての幸福度を上げることが、弊社サービス最大の魅力だと考えております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。